2023中国国際スマート産業博覧会が4~6日、重慶国際博覧センターで開催された。中央テレビニュースが伝えた。
同博覧会では、スマートコネクテッド新エネ車、スマート設備・スマート製造、次世代情報技術、スマートシティの4分野について、業界の注目点が紹介された。
会場では空中電線点検ロボットが来場者の注目を集めた。この装置は測位やレーザースキャンなどの技術を集積しており、人による作業に代わって、電線をスムーズに走行しながら点検することができる。出展企業によると、このロボットを利用することで、人が送電塔に上がる高所作業のリスクを回避でき、より速く作業ができるため、効率が高まるという。
地下パイプラインの検査・修復にも「非掘削スマート修復技術」が導入されている。このスマート検査ロボットは「浮水ロボット」と呼ばれ、地下河川や沼地、泥地といった過酷な環境でも作業でき、都市の排水管や地上・地下排水路などにも対応できる。
画像は人民網日本語版(CCTV提供)より