2023年09月11日-09月15日
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科学的素養を持つ中国人、割合が12.93%に上昇

2023年09月15日

 第12回中国公民科学的素養サンプリング調査によると、科学的素養を持つ中国国民の割合が2022年に12.93%となり、20年の10.56%から2.37ポイント上昇した。新華社が報じた。

「科学的素養を持つ」というのは、科学的精神を尊重し、科学的思想を打ち立て、基本的な科学方法を把握し、必要な科学技術知識を理解するとともに、それを応用して事物を分析、判断したり、問題を解決する能力を備えていることを指す。

 今回の調査結果によると、2022年、中国の3分の2以上の省・自治区・直轄市で公民の科学的素養水準が10%を超えた。珠江デルタや長江デルタ、京津冀(北京市・天津市・河北省)の3エリアでは、科学的素養水準がチップレベルに達している。北京、上海、広州は先進国の水準に近づき、中・西部エリアでは、人々の科学的素養の格差がやや緩和された。

 科学的素養を備えている住民の割合は、都市部が15.94%、農村部が7.96%となり、格差が以前より縮小した。男女別では男性が14.77%、女性が10.98%で女性が上昇した。

 調査は「中国国民は、科学技術の発展情報に対して、高い関心を示している。人々はインターネットを通じて科学技術情報を取得している」と分析している。

 
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