中国民用航空局のウェブサイトによると、北斗衛星測位システム標準や提案措置を含む「国際民間航空条約」付属書10の最新改訂版が発効した。これは北斗システムが国際民間航空機関(ICAO)の標準に加わり、世界民間航空業の汎用衛星測位システムになったことを示している。
今回の発効は、北斗システムの民間航空分野における市場化、産業化、国際化応用の推進に役立つ。
中国民用航空局空管業界管理弁公室の関係者は「中国民用航空局のチームが中心となって、中国が独自開発したシステムが初めてICAO標準に組み込まれることになった。このことは、民間航空の質の高い発展の推進と交通強国の建設において重要な意義がある」と述べた。