中国石油天然気集団タリム油田によると、「西気東輸」(西部地域の天然ガスを東部地域に輸送するプロジェクト)を通じ、中国の中東部地域に供給した天然ガス量が10月30日までに累計3400億立方メートルを突破した。2022年の中国国内の天然ガス総生産量の1.5倍に相当し、中東部の経済・社会の発展と、民生用ガスの保証にエネルギーを注入している。科技日報が伝えた。
「西気東輸」の稼働から19年にわたり、タリム油田は中国のエネルギー安全とガス安定供給を支えてきた。現在も、超深、超高温、超高圧、高硫黄含有量など、世界レベルの探査・開発の難題に挑み、天然ガス供給の保証能力を全力で高めている。