中国で初めて完全国産・独自開発された全自動化埠頭である山東港口青島港自動化埠頭(三期)が2023年12月27日、操業を開始した。同埠頭は青島港前湾港区南岸にあり、10万トンクラスのコンテナバース2カ所(9号・10号バース)が建設され、操業開始後は同港の全自動化コンテナ埠頭の岸壁は全長が2088メートルに達し、接岸可能な岸壁は1652メートルになる。
山東港口の張連鋼チーフサイエンティストは、「三期プロジェクトの操業開始で埠頭の蔵置能力が26%、コンテナ積み卸しの効率が6%、それぞれ向上する」と説明した。