2023年は科学技術分野でどのようなブレイクスルーがあっただろうか。中国科学院と中国工程院が共催し、両院の院士（アカデミー会員）が投票で選出した2023年中国・世界10大科学技術進展ニュースがこのほど、発表された。人民網が伝えた。
それぞれの10大ニュースは以下の通り。
1.世界初の第4世代原発が商業運転開始
2.有人宇宙船「神舟16号」が帰還 宇宙ステーションの応用・発展段階で初の有人飛行が無事完了
3.シリコンの極限を超える2次元トランジスタが誕生
4.中国の科学者、アルカリ耐性遺伝子による作物の増産を発見
5.火星探査機｢天問1号｣の研究成果、火星の気候変化を解明
6.中国初の1万メートル深地球科学調査井が掘削開始
7.液体窒素温度におけるニッケル酸化物超伝導体を発見
8.500メートル口径球面電波望遠鏡「FAST」、ナノヘルツ重力波が存在する証拠を検出
9.世界初の全リンク・全システム宇宙太陽光発電所地上検証システムが稼働
10.科学者が嗅覚感知分子メカニズムを解明
1.科学者がこれまでで最も完全なヒト脳細胞マップを作成
2.AIが初めてゼロからの原始タンパク質の生成に成功
3.世界最大の核融合実験炉が稼働
4.OpenAIがGPT-4を発表
5.衛星が初めて地球に太陽エネルギーを伝送 宇宙からのエネルギーの信頼性を証明
6.人類初の眼球移植に成功
7.最小の粒子加速器が登場
8.科学者が単一原子のX線撮影を実現
9.世界初の昆虫「全脳マッピング」が完成
10.初のヒト・パンゲノムの略図が公開