2024年01月22日-01月26日
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広東省、洋上風力発電設備容量が1000万kWを突破

2024年01月25日

 中国広東省では、複数の洋上風力発電プロジェクトが2023年末に稼働したことにより、省内の洋上風力総発電設備容量が1000万キロワット(kW)を超えた。年間発電量は約300億キロワット時(kWh)で、同規模の石炭火力発電所と比べると、標準炭使用量約870万トン、二酸化炭素排出量約2314万トンの削減に相当する。人民日報海外版が伝えた。

 広東省は豊かな海洋資源があり、中国で最も長い大陸の海岸線を持つ。海域面積が国内2位で、「青い原動力」の生成が加速している。省内の洋上風力発電設備容量はここ数年で、1万kW未満だったのが1000万kWを超え、最大単体設備容量も3メガワット(MW)から14MWに飛躍。同省のエネルギー生産・消費構造のグリーントランスフォーメーションがさらに推進され、省内だけでなく中国国内の洋上風力発電産業のイノベーション発展を推し進めており、二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの実現に対して重要な意義を持っている。

 広東省は第14次五カ年計画(2021~25年)期間中、洋上風力発電の建設を強化しており、25年には稼働規模が1800万kWに達する見込みとなっている。

 
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