超深水大型ガス田「深海1号」第2期総合処理プラットフォームの水上生産モジュールと附属施設の海上据付作業が18日、始まった。設置後は「深海1号」第2期プロジェクトの生産開始に向けて基礎を固めることになる。中央テレビニュースが伝えた。
同プラットフォームは水中のジャケットと水上の生産施設で構成されており、高さは約136メートルで、約49階建てのビルに相当する。総重量は1万4000トン以上で、乗用車9000台以上に相当する。うち水上の生産施設は東・西モジュール、エチレングリコールの回収再生処理装置、桟橋の4つの部分から構成され、総重量は7500トンを超え、甲板の投影面積は標準的なバスケットボールコート5面分に相当。
2021年6月に生産を開始した超深水大型ガス田「深海1号」の天然ガスの確認埋蔵量は1000億立方メートル以上で、中国が独自開発している中で最も水深が深く、探査・開発の難易度が最も高い海上超深水大型ガス田となっている。「深海1号」第2期プロジェクトの全面生産開始後、超深水大型ガス田「深海1号」の年間生産量がさらに50%増加し、45億立方メートルに達する。