中国江蘇省無錫市浜湖区で7日、新たな太湖生態浚渫梅梁湖エリアプロジェクトが始まり、同プロジェクト向けに設計された浚渫船「太湖之星」が稼働した。生態浚渫や汚泥固化、排水処理などの機能を一体化している。科技日報が伝えた。
一日当たりの浚渫量は5000立方メートルで従来設備の2~3倍となっており、スマート化システムによって3人程度で操作可能で、太湖汚染対策の強力なツールになる。
堆積土砂の浚渫は太湖汚染対策の重要措置で、太湖の内因性汚染を効果的に削減し、窒素とリンの総排出量を減らし、藍藻の大量発生を抑え、太湖の水環境を改善する。今回のプロジェクトは、浚渫面積約28万9000平方キロ、浚渫工事量約834万1000立方メートルを予定している。