太陽光発電の業界団体である中国光伏行業協会(CPIA)によると、中国の太陽光発電産業は2023年、規模が持続的に拡大した。多結晶シリコンやシリコンウェハー、セル、モジュールなどの主要製造段階の生産量が前年比でいずれも64%以上増加した。業界全体の総生産額は1兆7500億元(1元=約21円)を上回った。人民日報が伝えた。
23年における太陽光発電の新規設備容量は148.1%増の216.88ギガワット(GW)だった。大型風力・太陽光発電拠点の建設などにより、集中型太陽光発電の新規設備容量は110GWを超え、全体における割合が50%以上を占め、分散型太陽光発電を上回った。
太陽光発電製品の輸出量では、シリコンウェハーが93.6%以上増の70.3GWとなった。セルは65.5%増の39.3GW、モジュールは37.9%増の211.7GWだった。