中国海南省瓊海市博鰲(ボアオ)鎮にあるボアオ・ニアゼロカーボンモデル区の稼働式典が18日、同鎮の東嶼島で行われた。これにより、住宅都市・農村建設部(省)と海南省政府が共同建設する国際的先進水準のモデル区が稼働段階に入ったことを示している。人民日報が伝えた。
モデル区では現地の熱帯海洋性季節風気候と結びつけ、エリア全体のニアゼロ改造を実施。これまでに18件のプロジェクトを完了して電力使用の自己バランスを実現し、ニアゼロカーボンの稼働段階に入った。
モデル区の建設成果はこのほど、ドイツエネルギー機関及び第3者機関の認証と評価を受け、「ゼロカーボン建築技術標準」の「ニアゼロカーボンエリア」の指標の要求を達成するとともに、住宅都市・農村建設部や国家エネルギー局などの部門や関連業界協会からも承認を受けた。