中国上海市交通委員会によると、同市浦東新区は19日に自動運転テスト道路の第2弾を開放した。今回のテスト道路は計205キロで、上海市はこれにより、自動運転テスト道路を計1003本開放し、総距離が2000キロを突破した。新華社が伝えた。
浦東新区が開放した自動運転テスト道路第2弾の範囲には、金橋経済技術開発区全域および浦東申江路、滬南公路、両港公路などが含まれる。上海は2018年以降、テスト・応用の需要やエリアの交通・移動の特徴に基づき、段階的に自動運転テスト道路を開放し、嘉定、臨港、奉賢、金橋の4モデル区を建設した。
「上海市スマートコネクテッドカーモデル運営実施細則」によると、上海市ではスマートタクシー、スマート物流、スマート路線バスなどのシーンに焦点を当て、既存のタクシー企業がイノベーションに取り組み、スマートモビリティサービスのエコシステム構築を加速させるよう奨励している。上海市におけるテスト距離は累計約2290万キロで、総テスト時間は約122万時間となっている。