国網浙江省電力有限公司によると、浙江省エネルギービッグデータセンターは2月末現在、省内の約30万カ所の分散型太陽光発電所と全て接続し、分散型太陽光発電の100%のリアルタイムモニタリング・制御を実現している。中国新聞網が伝えた。
浙江省の2月末現在の新エネルギー発電設備容量は4148万キロワット(kW)で、うち分散型太陽光発電は2878万kWで太陽光総発電設備容量の80%を占めている。
浙江省は省エネルギービッグデータセンターを活用し、電力網設備と分散型太陽光発電所のデータを結びつけ、分散型太陽光発電受容能力分析プラットフォームを開発し、分散型太陽光発電出力正確予測モデルを構築。分散型太陽光発電の観測、測定、制御の管理水準を効果的に高めた。
浙江常山同景太陽光発電所の祝建偉所長は「分散型太陽光発電受容能力分析プラットフォームは太陽光発電所の発電量、年間発電効率、年間相当時間などの重要データを正確に予測し、発電所の運営管理に力強い指導を提供できる」と述べた。