中国が独自開発した環境配慮型省エネハイテク船舶「ブラジル」の就航式がこのほど、ブラジル・パラナ州のパラナグア港で行われた。「ブラジル」の就航により、ブラジル-極東航路の積載量は50%以上増加することになる。中央テレビニュースが伝えた。
同船は全長336メートルで、南米の港に停泊可能な最大規模の貨物船となっている。コンテナ1万4100基、低温コンテナ2100基を積載でき、積載量が大きく、環境に優しく、安全でスマートという特徴を持つ。
パラナ州はブラジルの冷凍肉と乳製品の主要産地である。また、パラナグア港はブラジル最大の農産物輸出港で、2番目に大きな海港となっている。「ブラジル」の就航によって、ブラジル産冷凍製品の輸出入は利便性がさらに高まることになる。