深水ジャケット「海基2号」が進水

2024年04月01日

　珠江口盆地海域でこのほど、深水ジャケット「海基2号」が進水に成功した。進水重量（約3万7000トン）や作業水深（約325メートル）など複数の項目でアジアトップクラスの規模となる。中央テレビニュースが伝えた。

　ジャケットは世界で幅広く応用されている海洋石油・天然ガス生産施設だ。中国海洋石油集団有限公司深圳分公司の袁瑋副総経理は、「『海基2号』の進水成功は、中国の深水超大型固定式海洋プラットフォームの建設能力で重要なブレイクスルーを遂げたことを示しており、水深300メートル以下の深水石油・天然ガス開発モデルをさらに豊富にした」と述べた。

　「海基2号」は今後、ジャケット注水による姿勢制御などの施工作業を続ける。完成後はアジア初の円筒形「海上石油・天然ガス加工工場」と共同で、中国初の深水油田「流花11-1油田」を開発する。

画像は人民網日本語版（CCTV提供）より

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