中国浙江省湖州市にある浙江工業大学の莫干山キャンパスでは、携帯電話でデリバリーを頼むと、ドローンがキャンパスまで届けてくれる。環球網が伝えた。
ランチタイムになると、空を駆け巡ったドローンが、キャンパス内に設置された離着陸スポットにゆっくり着陸する。学生が携帯電話でスキャンすると、ドローンの扉が開き、受け取りが完了する。
「校門のデリバリー受取ボックスまで行く必要がなく、食堂の入り口で受け取れる」と、学生たちからは、この新たな配送スタイルが高く評価されている。
ドローン配送企業の担当者によると、学校から8キロ離れた配送地点から電動バイクで配達すると30分ほどかかるが、ドローンであれば12分に短縮できる。またドローンは多少の雨や雪、風速10.8~13.8メートルの強風でも通常通り配送できるという。