中国科学技術協会は23日、中国科学者博物館が5月30日から一般公開されると明らかにした。同日は8年目の『全国科学技術労働者デー』で、そのメイン会場イベントで中国科学者博物館が一般公開されることになる。新華社が伝えた。
中国科学技術協会は国務院の承認を経て、2010年より11部門と共同で、「ベテラン科学者学術成長データ収集プロジェクト」を企画・実施している。同プロジェクトは十数年にわたり科学者674人の学術成長データ収集活動を行い、中国科学者の学術成長過程における書簡、手書き原稿、科学機器、著作、音声・動画、関連文化財・献などの貴重な史料を収集してきた。すでに中国で最大規模の科学者貴重史料収蔵プロジェクトバンクとなっている。
今年の「全国科学技術労働者デー」に当たり、国家科学技術発信センターにある中国科学者博物館が一般公開され、初のシリーズイベントが開催される。イベントには1つのメイン展示と5つのテーマ展示が含まれ、総展示面積は5000平方メートルとなる。科学者190人余りの400点(セット)以上の実物と、400枚以上の貴重な写真、および関係科学研究機関から提供された10点余りの大型展示品を展示する。