2024年07月16日-07月19日
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広西チワン族自治区、1年で48種の新種発見

2024年07月18日

 中国広西チワン族自治区林業局によると、同自治区でこの1年間に動植物48種の新種が見つかった。内訳は陸上野生動物が9種、植物が39種だった。人民日報が伝えた。

 新種の持続的な発見は、中国の生物多様性の基礎資源をさらに豊富にし、生物多様性研究に新たな空間を切り開いた。

 石山アブラギリの発見は、アブラギリ産業の発展、アブラギリの新品種育成、岩石砂漠化対策に新たな道を示した。

 全州桜花の発見は、桜の観賞用品種の矮化(わいか)や新品種育成に研究材料を提供している。

 広西大明山国家級自然保護区で近年発見された大明山掌突蟾や武鳴掌突蟾、大明山竹葉蛙などの新種は、同保護区が種の重要な遺伝バンクで、種の多様性保護の面で重要な意義を持つことを物語っている。

 
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