2024年07月22日-07月26日
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風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充放電一体化センターが稼働

2024年07月25日

 国網寧夏電力有限公司が投資・建設した風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充電・放電が一体化した総合スマート充電モデルセンターが、中国寧夏回族自治区銀川市で稼働した。中国新聞網が伝えた。

 この銀川南スマート充電サービスモデルセンターは、風力発電システム、太陽光発電システム、エネルギールーター直流配電システム、エネルギー貯蔵システム、充放電システム、ステーションネットワークマルチプラットフォームインタラクティブシステム、補助サービスシステム、スマート充電サービスステーションという8部分で構成。クリーンエネルギー消費モデル、新型充放電技術モデル、風力・太陽光・エネルギー貯蔵・充放電直流フレキシブルマイクログリッドモデル、ステーションネットワークマルチプラットフォームインタラクティブモデルという4つのモデルの建設と応用を実現する。

 同モデルセンターで充電をしていたタクシードライバーの王永寧さんは「以前はタクシーのフル充電に1時間かかったが、現在は40分しかかからない。銀川南スマート充電サービスモデルセンターでは、ウォーターサーバー、電子レンジ、トイレなどのサービスもある」と語った。

 同センターには27本の直流充電ポール、2本の共有直流充電ポール、1本のエネルギー貯蔵充電ポールがあり、49台の新エネ車の充電に対応できる。年間充電量は500万キロワット時(kWh)に達し、炭素排出量を毎年4000トン以上削減する。

 
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