中国国家航天局によると、東風着陸場で11日、再利用可能な回収式技術試験衛星「実践19号」の回収が行われた。科技日報が伝えた。
衛星からは植物・微生物育種、自律制御・新技術検証試験、宇宙科学実験、社会福祉・文化クリエイティブなどのペイロードがすべて順調に回収された。
実践19号は中国の第14次五カ年計画(2021-25年)における重要な新技術試験衛星で、9月27日に酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。今回の飛行試験は再利用、非破壊回収、高微小重力サポートなどの重要技術のブレイクスルーを実現し、次世代の再利用可能な回収式宇宙試験プラットフォームの各技術指標を検証し、期待された試験効果を得た。