中国とロシアの大学が共同開発した初の標準12Uキューブサット「ASRTU友誼号」がこのほど、ロシアのブラゴヴェシチェンスクにあるボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられた。科技日報が伝えた。
中国側からはハルビン工業大学が同衛星の主導開発機関となり、約50人のメンバーが参加した。参加者の60%以上はプロジェクト発足時は学部生だった。また、衛星のチーフエンジニアとサブシステムチーフデザイナーは学生が担当した。
同衛星の重量は約15.7キロで、主にマイクロ・ナノ衛星の新技術検証、アマチュア無線新技術試験、宇宙科学教育に用いられ、中ロの学生交流における深化と協力の画期的な成果となる。