キャリアロケット「力箭1号遥5」、衛星15基を同時に打ち上げ
2024年11月15日
中国のキャリアロケット「力箭1号遥5」が11日、東風商業航天創新試験エリアから打ち上げられた。「試験26号A、B、C星」「吉林1号高分解能05B星」「プラットフォーム02A03星」「雲遥1号31−36星」「西光1号04、05星」「オマーンスマートリモートセンシング衛星1号」「天雁24星」の計15基が予定の軌道に投入され、打ち上げは無事成功した。人民網が伝えた。
これらの衛星は主に都市計画、農業モニタリング、気象観測などの分野で用いられる。今回打ち上げられた「オマーンスマートリモートセンシング衛星1号」はオマーン初の人工衛星で、スマート操作システムを搭載して軌道上での処理・分析を行うもので、国土調査や都市計画、森林調査、災害モニタリングなどに活用できる。
「力箭1号」の打ち上げは今回で5回目。これまで計57基の衛星を予定の軌道に投入しており、投入されたペイロードの総質量は5トンを超えている。
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