中国安徽省量子計算工学研究センターによると、中国初の量子計算企業である本源量子計算科技(合肥)が第3世代独自超伝導量子コンピューター「本源悟空」の演算能力を海外向けに初めて販売した。人民日報が伝えた。
「本源悟空」は今年1月6日のリリース後、世界133カ国からの27万件の量子計算タスクを遂行した。同センター副主任で、「本源悟空」クラウドサービス開発チーム責任者の趙雪嬌氏は「海外企業が中国独自の量子演算能力を購入するのは、中国の量子計算技術の実力が国際市場で認められ始めたということだ。中国の複数の大学ユーザーはすでに本源悟空の量子演算能力を購入・使用しており、60校以上が本源悟空を中核とする独自量子計算教育プログラムを展開している」と説明した。