中国国家エネルギー局の王宏志局長はこのほど開かれた2025年国家エネルギー活動会議で、「中国のエネルギー安全保障能力とグリーン低炭素発展レベルは24年にさらに強化、向上し、エネルギー自給率が80%以上を維持した」と述べた。新華社が伝えた。
王氏は「24年末までに、中国の総発電設備容量は約33億2000万キロワット(kW)、発電量は前年比5.7%増の10兆キロワット時(kWh)に達し、新たな電力システムの建設が加速している。累積で6000万kW以上の新型エネルギー貯蔵施設が完成し、エネルギー貯蔵の技術イノベーションが現れ続け、調整・運用能力が強化され続けている。また累積1200万台以上の充電インフラが完成し、高速道路サービスエリアの95%以上が充電能力を備えるようになった」と説明した。
王氏はさらに「2025年には風力・太陽光発電の開発・利用を推進する。年間約2億kWの風力・太陽光発電の容量を新たに設置し、再生可能エネルギーの消費量を標準炭換算で11億トン以上にする」と述べた。