北京市人的資源研究センターと北京人材発展戦略研究院が20日に発表した「北京地区人材資源統計報告(2023)」によると、北京の人材資源の数は安定的に成長しており、高度産業人材が集中する傾向が顕著になっている。2023年の市内の高度産業人材総数は210万6千人で、市内の人材資源の26.2%を占めた。新華社が伝えた。
報告は中国人民大学で開催された「新時代の人材強国フォーラム2024」で発表された。報告では、北京の人材資源の基礎データを全面的かつ科学的に計算し、人材資源の総数、高技能人材の割合、生産年齢人口の高等教育を受けた比率など6つの具体的な指標を通じて、北京地区の人材資源の特徴を反映した。統計には、党・政府関係の人材、企業の経営管理人材、専門技術人材、高技能人材、農村実用人材、社会活動人材などが含まれている。
報告によると、北京市の高度産業人材の供給量は急増している。医薬・ヘルスケア、グリーンエネルギー・省エネ・環境保護、スマートシティが人材供給の増加幅が最も大きい3つの産業となった。また、ブロックチェーン、グリーンエネルギー・省エネ・環境保護、医薬・ヘルスケア、スマート製造・装備の4産業で人材需要が増加している。