中国雲南省デチェン・チベット族自治州でこのほど、世界で最も標高が高い太陽光発電所である華能納古太陽光発電所の第1期プロジェクトが送電網に系統接続され、発電を開始した。発電所所在地の最高標高は5240メートル以上となる。人民日報が伝えた。
同発電所第1期プロジェクトの敷地面積は約126.7ヘクタールで、一般的なサッカーコート約177面分に相当する。標高4800メートルから5300メートルの地点に32の太陽光発電パネルエリアを建設し、約20万枚の両面発電太陽電池モジュールを設置しており、総発電設備容量は10万キロワット(kW)になる。
第1期プロジェクトが完成すると、年間平均発電量は1億5800万キロワット時(kWh)で、標準炭を4万7400トン節約し、二酸化炭素排出量を12万4000トン削減する計算となる。