2025年01月20日-01月24日
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深海サーモン養殖の水揚げ作業が行われる

2025年01月24日

 大陸から約130カイリ離れた黄海に位置する青島国家深海・遠洋グリーン養殖試験エリアにある大型深海スマート漁業養殖設備「深藍2号」でこのほど、サーモンの水揚げ作業が行われた。この養殖用ケージでは約40万匹のサーモンが養殖されており、生存率が高く、成長も順調だ。新華社が伝えた。

 山東財金万沢豊海洋科技有限公司の生産責任者である顧祺煥氏は「サーモンの養殖では環境面で厳しい条件が求められ、適した海域を見つけて大規模養殖を行うのは非常に困難だ。しかしこの深海には13万平方キロの黄海冷水塊があり、夏の水温は10~16℃となっており、サーモンの成長に非常に適している。深藍2号は夏に30メートル以下の冷水塊の位置まで沈み、冬になると再び水面に浮上する。この大自然の『贈り物』を巧みに利用し、温暖な海域における冷水魚養殖のブレイクスルーを実現した」と述べた。

 深藍2号は高さ71.5メートル、直径70メートル、完全水没設計の養殖水域が9万立方メートルで、自動給餌システムや水中撮影システムなど複数のスマート化養殖設備を搭載しており、深海・遠洋における無人養殖を実現した。

 機械の轟音の中、サーモンの群れが次々と作業船に吸い上げられ、魚水分離装置を経て作業場に運ばれて処理される。作業員はサーモンを氷を入れた保温箱に入れ、夜の間に陸に輸送し、加工・販売を行う。

 顧氏は「この水揚げしたばかりのサーモンの体重は1尾平均3~4キロで、合計約5000尾を水揚げした。最速で30時間余りで中国の主要都市に届けることができる」と述べた。

(画像提供:人民網)

 
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