上海のテクノロジー企業がこのほど。さまざまな動きができる次世代人型ロボットを発表した。このロボットは身長約130センチで、運動、インタラクション、作業という3つの中核機能を統合している。安定した歩行や階段の上り下りが可能なほか、自転車に乗るなどのダイナミックな動作もできるという。科技日報が伝えた。
このロボットは、全身に複数の関節を備えたことで、物を正確に掴む、ボトルのキャップを外す、薬の説明書を読むといった高精度な操作がスムーズにできるようになっており、その動作の滑らかさは人間に迫る。複雑な環境下でも柔軟に対応できる新しい動作制御アルゴリズムを導入したことで、こうした動きが可能になった。
現在、このロボットは実用化前のテスト段階にあり、今後2年以内に実用化される見込みだ。
(画像提供:人民網)