中国第41次南極観測隊は、アムンゼン海での海洋調査期間中、同海域での通常調査に加え、柱状ピストンコアラーを使用した重力コアのサンプリング作業を実施した。このサンプリング作業により、南極アムンゼン海の海山エリアでの作業における最も長い堆積岩コアを取得した。中央テレビニュースが伝えた。
ピストンコアラーは、重力を利用して海底堆積物をサンプリングする調査機器で、サンプルを採取するための刃先、サンプルを保管する採泥管、重り、トリガーの4つの部分で構成されている。今回の重力コアサンプリング装置の全長は約22メートルで、サンプリング地点はアムンゼン海の海山にある峡谷地帯、水深2800メートルを超える場所だった。装置の組み立てから回収まで20時間以上を要した。
観測隊員は中国に帰国後、このサンプルに対する物理的、化学的、微小古生物学的分析を行い、当時の地球環境の解明を進めるとともに、将来の気候変動予測に資するデータを提供する予定だ。
画像は人民網日本語版(CCTV提供)より