2025年06月23日-06月30日
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大型ガス田「深海1号」第2期プロジェクトが全面稼働

2025年06月30日

 中国海洋石油集団は25日、南シナ海に位置する大型ガス田「深海1号」第2期プロジェクトが全面的に稼働したと発表した。これは中国最大規模の海上ガス田が完成したことを示している。新華社が伝えた。

 「深海1号」は第1期と第2期に分けて開発・建設された(第1期は2021年6月に稼働)。確認された天然ガスの地質埋蔵量は1500億立方メートル以上、最大作業水深は1500メートル以上で、最大掘削深度は5000メートル以上に達する。

 第2期プロジェクトの開発と建設は、厳しい地質条件のもとで進められた。地層の最高温度は138℃、最大圧力は69メガパスカルを超え、家庭用圧力鍋の作動圧力の1000倍に相当する。

「深海1号」第2期天然ガス開発プロジェクトマネージャーの劉康氏は、「第2期プロジェクトは業界内で初めて『水中生産システム+浅海ジャケットプラットフォーム+深海半潜水式プラットフォーム遠隔操作システム』という開発モデルを導入した。南、北、東の3つの掘削エリアに12の水中ガス井を配置し、新たにジャケットプラットフォーム1基、水中生産システム1式、海底パイプライン5本、深海アンビリカルケーブル5本を新設した。これにより、地理的距離が170キロを超え、作業水深が1500メートル以上になる大規模な石油・ガス生産施設群が構築された」と述べた。

 現在、「深海1号」は設計上の最大生産能力に達しており、年間の天然ガス生産量は45億立方メートルを超える見込みだ。同ガス田で生産された深海天然ガスは香港、海南省三亜市、広東省珠海市など複数地域の陸上ターミナルを経由し、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオ・グレーターベイエリア)および海南省へと供給され、中国国内の天然ガスパイプ網にも接続される。

 
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