2025年08月12日-08月15日
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中国の再生可能エネルギー設備容量、21億kWを突破

2025年08月12日

 中国国家エネルギー局は、今年6月末時点の国内の再生可能エネルギー設備容量が前年同期比30.6%増の21億5900万kWに達し、国内総発電設備容量の約59.2%を占めたと明らかにした。科技日報が伝えた。

 同局が7月31日に開いた記者会見で、同局新エネルギー・再生可能エネルギー司の潘慧敏副司長は、「今年上半期、国内で新たに導入された再生可能エネルギーの設備容量は前年同期比99.3%増の2億6800万キロワット(kW)で、新規設備容量の約91.5%を占めた。再生可能エネルギーが引き続き新規設備容量の中心的地位を維持し、全国総発電設備容量の6割に迫っている」と説明した。

 上半期における水力発電の新規設備容量は393万kW、風力発電は5139万kW、太陽光発電は2億1200万kW、バイオマス発電は71万kWだった。

 潘氏はまた、「今年6月末時点で全国の再生可能エネルギー設備容量は同30.6%増の21億5900万kWで、全国総発電設備容量の約59.2%を占める。うち、水力発電は4億4000万kW、風力発電は5億7300万kW、太陽光発電は11億kW、バイオマス発電は4700万kWとなっている」と語った。

 系統連系の状況について潘氏は、「上半期において全国の新規水力発電系統連系容量は393万kWで、うち通常水力が110万kW、揚水発電が283万kW。全国の新規風力発電系統連系容量は5139万kWで、そのうち陸上風力が4890万kW、洋上風力が249万kWだった。全国の新規太陽光発電系統連系容量は2億1200万kWで、うち集中型太陽光が約1億kW、分散型太陽光が1億1300万kWとなっている」と述べた。

 
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