「寧電入湘」プロジェクトが送電開始
2025年08月26日
中国寧夏回族自治区と湖南省を結ぶ±800キロボルト（kV）超高電圧直流送電プロジェクト（以下、「寧電入湘」プロジェクト）が20日、送電を開始した。同プロジェクトは、砂漠地帯に建設された大規模な風力・太陽光発電拠点の再生可能エネルギーを送電する超高電圧直流送電ルートであり、寧夏回族自治区の中衛市を起点に、甘粛省、陝西省、重慶市、湖北省を経て湖南省衡陽市に至る。人民日報が伝えた。
「寧電入湘」プロジェクトは総延長1616キロ。最大送電能力は800万キロワット（kW）で、うち再生可能エネルギーが50％以上を占める。年間では360億キロワット時（kWh）を超える電力を湖南省に送電することができる。
プロジェクトの稼働により、湖南省の電力不足を補うとともに、中国におけるエネルギーのクリーン・低炭素トランスフォーメーションを推進し、エネルギー安全保障能力の向上に寄与する。
（画像提供：人民網）
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