中国山西省の太原税関が8日に発表した統計によると、今年1～7月における同省の太陽光発電製品輸出額は11億2000万元（1元＝約21円）で、同期間の山西省輸出総額の2.7％を占め、前年同期より比率がさらに上昇した。中国新聞網が伝えた。
山西省の太陽光発電製品は40以上の国へ輸出されており、欧州、アフリカ、南米諸国向け輸出はいずれも大幅に増加している。
データによると、今年1-7月における山西トランスフォーメーション総合改革モデルエリア企業の太陽光発電製品輸出額は10億2000万元で、省内における同種商品の輸出総額の90％以上を占めた。
今年7月には、武宿税関が「晋中－アゼルバイジャン」中欧班列（中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車）の運行を支援した。列車には太陽光発電モジュールを満載した標準コンテナ50個が積載され、貨物重量は1159トン、貨物価値は1832万元に達した。列車は晋中から出発し、コルガス通関地を経由してアゼルバイジャンのバクーへと向かった。
内陸省である山西では、欧州や中央アジア地域との経済・貿易交流をさらに活発化させている。