2025年09月22日-09月30日
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中国の自然保護地34カ所がユネスコエコパークに認定

2025年09月24日

 中国では現在、34カ所の自然保護地が国連教育科学文化機関(UNESCO)により世界生物圏保護区(ユネスコエコパーク)に承認されており、その総数はアジアでトップとなっている。これらの保護区は、生物多様性と生態系の保護、自然資源の持続可能な利用、保護地と周辺コミュニティの共同発展に向けた先駆的な試みであり、国際協力が最も活発な自然保護地となっている。新華社が伝えた。

 これらの内容については、中国国務院新聞弁公室が16日に開いた、科学技術によるエコ文明建設支援および第5回世界生物圏保存地域会議に関する状況を説明した記者会見の中で明らかになった。

「人間と生物圏(MAB)計画」は1971年にユネスコが開始したもので、ユネスコで最も長く継続している政府間大型科学計画の一つだ。中国は1973年に初めてMAB計画に参加。以来、世界最大規模の国家ネットワークを構築している。

 この国際交流プラットフォームを最大限に活用するため、中国は1993年に「中国生物圏保護区ネットワーク」を設立した。2025年8月時点で、国内では214カ所の自然保護地(うち34カ所が世界生物圏保護区)が同ネットワークに加盟しており、主要な生態系タイプと生物多様性保護地域をほぼ網羅している。

 中国科学院の何宏平副院長は、「中国MAB国家委員会の議長機関である中国科学院は、関連機関と連携し『中国生物圏保護区ネットワーク』を基盤として、絶滅危惧種の保護研究、生態系・種の科学的モニタリング、新技術の統合・応用、科学技術戦略コンサルティングなどに取り組み、生物多様性保護と持続可能な開発に強力な科学技術的支援を提供している」と述べた。

 
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