宇宙旅行ビジネスを展開する北京穿越者載人航天科技は22日、微博(ウェイボー)公式アカウントで、俳優の黄景瑜(ホアン・ジンユー)氏が9人目の宇宙旅行者に選ばれたことを発表した。黄氏も動画をアップし、「宇宙旅行者になれてとても光栄だ。中国人が製造した宇宙船に乗って、宇宙に行くことを楽しみにしている」と語った。科技日報が伝えた。
同社が開発した商業有人宇宙船「穿越者壹号(CYZ1)」は2028年の打ち上げを予定している。
同社に情報によると、宇宙旅行の予約はすでに始まっており、値段は1人300万元(1元=約22円)で、10%を前払いすると予約を確定できる。現時点で、学術界やビジネス界のほか、芸能界やインフルエンサーなどの十数人がすでに料金を支払い、予約を確定している。
同社によると、人型ロボット生産企業である智元機器人(AGIBOT)の邱恒最高マーケティング責任者(CMO)が、1人目の宇宙旅行者に選ばれた。邱氏は、「人型ロボットと4足歩行ロボットは無限の生産能力を生み出すことができる。そのような生産力は、工業や商業へのサービス提供を加速させている。今後は、人類が新しい領域を開拓するようバックアップする可能性がある」と述べた。
穿越者載人航天科技によると、契約を交わしている宇宙旅行者には、中国工程院の李立浧院士や米国で活躍する詩人・林小顔氏、広州正佳集団の謝萌副董事長兼最高経営責任者(CEO)、星河動力の劉百奇CEOなどが含まれている。
資料によると、2023年1月に設立された穿越者載人航天科技は、中国初の有人宇宙飛行ビジネスを展開する企業で、再利用可能な有人宇宙船の研究開発や宇宙旅行の運営に力を入れている。今後3~4年の間に、地球に近い宇宙空間を飛行する再利用可能な有人宇宙船の研究開発を成功させ、2028年前後に、中国やアジアの宇宙旅行を実現させたいとしている。

(画像提供:人民網)