【北京共同】中国の習近平国家主席は6日、北京で国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の教育界の委員らの会合に出席し、科学技術の発達と人材育成のため、教育がさらに大きな役割を果たすよう教育改革を深化すべきだと述べた。「教育強国、科学技術強国、人材強国を建設する」と訴えた。国営中央テレビが伝えた。
習氏は5日には全国人民代表大会(全人代)の江蘇省代表団の会議に出席し、産業政策でハイテクを駆使した「新たな質の生産力」を重視する方針を強調した。人工知能(AI)やロボットといった分野で技術革新を支えるため、理系教育を強化する考えだ。