【北京共同】中国自動車工業協会は11日、2月の国内新車販売台数が前年同月比39.9%増の168万8千台だったと発表した。春節(旧正月)時期のずれによる季節要因で上振れたほか、政府が景気刺激のために実施している買い替え促進策の効果もあった。
輸出は16.9%増の44万1千台だった。国内販売と輸出の合計は34.4%増の212万9千台となった。
国内販売のうちEVやプラグインハイブリッド車など「新エネルギー車」は92.6%増の76万台と大幅に伸びた。
日系3社の2月の販売台数は、トヨタ自動車が2カ月ぶりにプラスとなる一方、ホンダ、日産自動車は20%超のマイナスとなり苦戦が続いた。