【上海共同】中国スマートフォン大手、小米科技(シャオミ)は22日、電気自動車(EV)の新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「YU7」を発表した。シャオミのセダンタイプのEV「SU7」で3月、運転支援機能を使用中に死亡事故が発生し、安全性への懸念から販売が鈍化しており、新車種の投入が遅れるとの見方も出ていた。
シャオミは2021年にEV参入を発表、24年3月に初のEVとなるSU7を発売した。
中国メディアなどによると、事故が起きたSU7は運転支援機能を使って高速道路を走行中に障害物を感知した数秒後にコンクリートに衝突。ドアが開かないまま炎上し、女子大学生3人全員が死亡した。
シャオミが発表した新型SUV「YU7」(同社の「微博(ウェイボ)」公式アカウントから、共同)