1.国家ハイテク産業開発区(各開発区データ)
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ハルピンハイテク産業開発区

名称 ハルピンハイテク産業開発区
中国語 哈尔滨開発区
英 語 Harbin Development Zone (HDZ)
住所 中国·黑龙江省哈尔滨市南岗区长江路368号
HP http://www.kaifaqu.com.cn/cms/site/index.jsp
認定 1988年 面積 30.7平方キロ
運営 同開発区管理委員会 連絡  
開発区の概要
 市区中心部周辺の3カ所に、南崗集中区(金融保険業・飲食業・旅行業等サービス業)、迎賓路集中区(ハイテク産業・ロ シアとの合作企業)、口合平路集中区(自動車パーツや製薬等製造・生産型企業)という開発区集中区を設け、業種•業態別による都市開発が行われている。以前は発電機・タービン・ボ イラー等電機工作機械製造のイメージが先行していたハルピン市であるが、近年は自動車製造業、製薬業、食品加工業が主要産業となっている。製薬業では中国中央政府支持の下、香港・台 湾企業が進出し東北地域特有の漢方薬を開発し、中国製薬業界でも高いブランドイメージを確立している。
経済効果、社会的効果・地域振興効果
ここ10年間で投下された建設資金は累計で17.5億元。
進出した外資/日系企業の例示
新たなビジネスチャンスを求めて進出した国内外からの企業は1000社を超える(アメリカ、韓国、カナダ、フィリピン、オ ーストラリア、日本、香港、台湾、マカオ等)。最近の傾向として、売れ筋商品の販売免許を持ち、流通網や販売ルートを確立した既進出企業の生産ラインだけを買い取るという進出形態が増加しつつある。日 本からも三菱自動車、日立製作所、森永乳業、イトキン等が進出しているが、ここ数年は長期化の様相を呈するデフレ不況を背景に日系企業の投資はやや鈍化傾向となっている。
関連施策、特許等の成果
 WTO加盟をふまえ、これまで外資企業の誘致や国際貿易等対外諸政策の積極化、海外の大学•企業間における経済•技 術交流への積極的な取組み、高速道路や幹線道路等の建設•延伸を始めとした交通インフラの整備を実施した。また、装備製造業、ハイテク産業、健康食品加工業等の新規産業の誘致に前向きに取り組んでおり、黒 竜江省の中核的存在として今後も更なる発展が期待される。
その他の特記事項
 従来はハイテク産業開発区(1988年設立)と経済技術開発区(1991年設立)のそれぞれに管理委員会を設置する二頭体制で行われていたが、外資系企業のハルビン進出の加速による進出手続きの迅速化•簡 素化等のため、2001年11月に管理委員会が合併した。