天津国家バイオ産業基地
名称 | 天津国家バイオ産業基地 | |||
中国語 | 天津国家生物産業基地 | |||
英 語 | ||||
住所 | 天津市国家生物産業基地 | |||
HP | ||||
認定 | 年月 | 面積 | 平方キロ | |
運営 | 連絡 | |||
基地の概要 | ||||
天津国家バイオ産業基地は天津市濱海新区に位置している①天津開発区と天津国家ハイテク産業開発区を核心地域とし、②華苑新技術産業パーク等を拡大地域とする分布からなる。5年間から15年間にかけて、天津におけるバイオ産業の高速発展に資するような技術イノベーション、成果転化システム、産業組織及び関連サービスの体系化、自主的な知的財産権の創出、市場競争力のあるバイオ製品の育成が実現できるように構想されてきた。天津国家バイオ産業基地の建設重点は①産業基地の環境建設と②バイオ産業の重点発展領域に分かれ、後者②に関しては、バイオ医薬、バイオ工業とバイオ環境、バイオ農業とバイオエネルギーが指定されている。 | ||||
経済効果、社会的効果・地域振興効果 | ||||
2008年6月現在、同基地に入居するバイオ関連企業や研究機関は500社を超えており、その内バイオ医薬類企業は235社、バイオ工業類企業は155社、バイオ資源や環境類企業は50社に上る。天津市のバイオ産業の年間生産高は300億元で、2010年には600億元を目標としている。特に、天津市は国家「漢方現代化科技産業基地」と「国家医薬製品輸出基地」にも認定されている。 | ||||
進出した外資/日系企業の例示 | ||||
関連施策、特許等の成果 | ||||
天津は特にDNA、幹細胞応用、バイオチップ、発酵技術といった領域では既に多くの特許を取得または出願中であり、多くの関連製品を有する(同市市長)。 | ||||
その他の特記事項 | ||||
もともと、天津国家ハイテク産業開発区は電子情報、グリーンエネルギー、バイオ医薬及び新材料という四つの内容より構成されたが、天津国家バイオ産業基地はそのバイオ医薬部分を吸収した形になる。尚、本文第6章で述べた「天津国家バイオ医薬国際イノベーションパーク」も天津国家バイオ産業基地の核心地域、天津市濱海新区に設けられることになっている。 |