名称 |
上海国家バイオ産業基地 |
中国語 |
上海国家生物産業基地 |
英 語 |
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住所 |
上海市国家生物産業基地 |
HP |
確認中 |
認定 |
2006年10月 |
面積 |
平方キロ |
運営 |
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連絡 |
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基地の概要 |
上海国家バイオ産業基地は、①張江サイエンスパーク(新薬開発や共同研究)を核心地域とし、②徐会地区(薬物臨床試験等)、青浦工業パーク(薬物製剤や天然薬物)、南会地区(バイオ医学工程)、奉賢星火地区(化学原料薬生産と輸出)といった拡大地域から構成されている。上海は中国バイオ産業、とりわけバイオ医薬産業の中で最も重要な役割を果たす地域の一つであり、研究開発から生産輸出及び関連サービスに至るまで強い実力を持つ地域である。同基地はバイオ医薬を中心に国際一流となることを目指している。 |
経済効果、社会的効果・地域振興効果 |
2007年、上海バイオ医薬産業の工業総生産高は388.96億元、7年連続17%以上の急速な成長率を保っている。同基地には中国におけるバイオ医薬関連の重要企業446社が入居している。その中で中堅企業や大手企業は46社あり、国内外の証券市場に上場を実現したのは内10数社に上る。同基地だけで、バイオ医薬関連製品の生産許可書を得た企業は全国の34%を占める。上海国家バイオ産業基地は中国バイオ産業における重要な研究開発の集積地の一つであり、国家レベルの研究開発センターを核心とする現代バイオ医薬技術のイノベーション体系が形成され始めている。トップレベルの専門家による実務的な行動力は、上海に限らず全国的に影響を与え続けている。 |
進出した外資/日系企業の例示 |
2008年6月現在、アメリカGE等、国際的に著名なバイオ医薬の多国籍企業の研究開発センターが張江サイエンスパークに入居中である。 |
関連施策、特許等の成果 |
上海は、全国においてもバイオ医薬の研究開発に投入される資金が最も大きい地域の一つである。2006年、上海創業投資機構管理資金の総計は約280億元であり、全国の創業資本総計の三分の一を占める程である。その16%はバイオ医薬の領域に投資されている。もともと、上海には多くの国家及び地域の研究開発機構が存在し、バイオベンチャーからの特許出願が一時日本より多くなったことがわが国でも話題となった。 |
その他の特記事項 |
特になし。 |