家にある良いものを嫌って、外の目新しいもの、つまらないものを好むということのたとえ。家鶏野鶩の「野鶩」は野生のあひるのこと。「家鶏」は身近なもの、良いもの、古いもののたとえ。「野鶩」は 遠くにあるもの、悪いもの、新しいもののたとえ。珍しいものならば悪いものでも大事にしたがる愚かさを戒めた言葉。
家鸡野鹜 jiā jī yě wù
『晋中興書』「小児辈厭家鶏,愛野雉,皆学逸少書。」
家鶏(かけい)を厭い野雉を愛す