韜晦する/韬光养晦
意味
「韜」はつつみかくす、「晦」はくらます意である。「韬光养晦」は自分の才能や地位などをつつみかくして、人に知らせないことを指す。
これは、昔中国人が他の人に加害されないように自分の安全を守るための生存術の一つで有名である。謙虚という意味も含まれているので、美徳とも見なされている。
また、80年代、鄧小平氏は「韬光养晦」を中国の外交方針として使い始めた。現在この諺は、柔軟性があり、個性が溢れる鄧小平氏の外交思想の現れとも言われている。
原語:
韬光养晦 tāoguāngyǎnghuì
日本語訳:
韜晦(とうかい)する
出典:
≪旧唐书•宣宗记≫:“历太和会昌朝,愈事韬晦,群居游处,未尝有言。”