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【17-003】中国科学院大学、有馬CRCCセンター長・沖村JST特別顧問に名誉教授称号を授与

2017年 7月18日 中国総合研究交流センター編集部

 2017年7月17日,中国科学院大学(略称:国科大)は元文科大臣・JST中国総合研究交流センター(CRCC)の有馬朗人センター長と、沖村憲樹JST特別顧問に中国科学院大学名誉教授の称号を授与した。

 授与式は北京の国科大玉泉路校区の行政弁公楼第一会議室で行われた。中国科学院副院長、中国科学院大学学長の丁仲礼院士は有馬センター長と沖村特別顧問にそれぞれ証書を手渡した。

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写真1 有馬センター長と丁学長

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写真2 沖村特別顧問と丁学長

 授与式ではまず丁学長から有馬センター長と沖村特別顧問のこれまでの業績や経歴が紹介された。最後に丁学長は、国科大は中日友好の架け橋となるべくプラットホームを構築したく、中 日両国の科学教育界において更なる緊密かつ広範な協力・交流関係を築くことを希望し、この関係を通じて中日両国の人々の福祉のために積極的に貢献していきたいと述べた。

 有馬センター長と沖村特別顧問は国科大名誉教授の授与に対して心より感謝の意を表し、これはつまり個人としてそれぞれ認められ、ま たこれまでの長きにわたる日中科学技術交流を高く評価されたことでもあると認識した。有馬センター長は、日中協力は非常に重要で日中の若者は交流の機会を増やすべきで、お互いをより理解し、日 中の科学教育が手を携えれば、アジア各国そして世界の科学技術の発展を牽引することができるだろう、と強調した。沖村特別顧問も、この栄誉はずっと支えてくれたCRCCのメンバーに帰すべきものであり、今 後の更なる日中両国の協力・交流を推進するための原動力になる、と述べた。

 授与式にはこのほか、国科大の蘇剛副学長、中国科学院科技戦略諮問研究院党書記・国科大公共管理学院の穆栄平常務副院長、JST中国総合研究交流センターの米山春子参事役、J ST北京事務所の茶山秀一所長、国科大物理学院・公共管理学院の幹部、教員、学生などが参加した。

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写真3 授与式の集合写真

 国科大は中国科学院直轄の初めての研究生院(大学院)として、1977年、前身の中国科技大学研究生院が設立された。2000年の中国科学院研究生院への名称変更を経て、2 012年に現在の名称である中国科学院大学となった。

 国科大は中国科学院傘下の各研究機関と一体となり管理体制を構築し、科学研究生教育と高等教育分野の教員育成を融合した特色のある大学となっている。北京市内の4つのキャンパス、全 国5カ所の教育基地及び115カ所の科学院傘下の研究所で、多くの科学院の優秀な研究者(兼任教授)の下、学生は研究活動を行う。2016年の在学生は大学院生が4.54万名で、そのうち博士生が51%を占め、博 士生数は中国国内で最多を誇る。

 また国際交流も盛んで、ネブラスカ大学、ミネソタ大学、南洋理工大学(シンガポール)等と学術交流があるほか、2010年から東京大学と共同で生命科学医学国際学術フォーラムを実施している。