2009年12月21日-12月25日
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中仏、最大のクリーンエネルギー合弁企業を設立

2009年12月22日

 広東台山原子力発電所起工ならびに台山核電合営有限公司設立式典が21日午前、人民大会堂で行われ、中国国務院の李克強副総理とフランスのフランソワ・フィヨン首相がともに出席した。新 華社が21日伝えた。

 台山核電合営有限公司は、広東核電集団が70%、フランス電力公社(EDF)が30%投資して設立した合弁会社で、中国広東核電集団が株式を保有、資本金167億4000万元。中 国とフランスによる最大のクリーンエネルギー合弁企業であり、国内の電力分野への投資としては最大規模の中外合弁企業となる。

 台山原子力発電所の1期工事では欧州の進んだ加圧水型軽水炉(EPR)が2ユニット建設され、単機容量は175万キロワットと世界でも単機容量が最大の原子力発電ユニット。そ れぞれ2013年末と2014年10月に商業稼動に入る予定。

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