2009年12月21日-12月25日
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中国人科学者 ビタミンCでiPS細胞の作製効率が上がることを発見

2009年12月25日

 中国科学院広州生物医薬・健康研究院の科学者らはこのほど、幹細胞の研究で重大な成果をあげた。同院の裴端卿・院長は実験室での研究において、これまでは、1万-10万個の細胞からiPS細胞( 人工多能性幹細胞)を作製していたのが、培養液にビタミンCを入れたところ、作製効率を大幅に上げられることを発見した。この重大発見は、すでに米国の関連研究機構からも高度な注目を集めている。中 国新聞社が24日に伝えた。

 この成果は、米国時間12月24日に世界の幹細胞分野における権威ある雑誌「Cell Stem Cell」でトップ項目としてオンラインで発表される予定。このことは、中 国の関連研究において初の栄誉となる。同研究成果は幹細胞研究に新たな方向を指し示し、多くの革新的成果を生み出すことが予想される。また、基礎理論研究だけでなく、人口問題、家畜繁殖、動 物保護などの応用研究においても重要な役割を果たすと見られる。

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