2010年07月19日-07月23日
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中国科学院専門家 「宇宙人の飛行船は存在する可能性がある」

2010年07月22日

 海外メディアはこのほど、トルコで非常に鮮明なUFO(未確認飛行物体)の映像が撮影されたと伝えた。UFOはケーキのような形をしており、底には縦横に走る隙間が見られる。1971年からUFOの研究を行っている中国科学院紫金山天文台の王思潮研究員はこれについて、「39年間にわたって高品質のUFO観測報告に触れてきたが、そのうちの7-8件は宇宙人の飛行船である可能性が高い」と述べた。「中国新聞網」が21日に伝えた。

 王研究員は「宇宙人の飛行船の可能性がある未確認飛行物体は確かにある。例えば河北省滄州市では、1998年10月19日夜11時30分、地上33キロの上空で、急速に移動している物体が確認された。その日の夜の駐屯部隊による訓練はとっくに終了していた。駐屯部隊のパイロットが飛行機で追従したが、スピードが足りずに追いつけなかった」

 王研究員はこのほか、「らせん状、渦巻状、扇状、光の群れなどの形をしている未確認飛行物体は、宇宙人の飛行船の可能性がある。中国において観測されたらせん状、扇状、光の群れなどの形をしたUFO約20件について調査と科学分析を行ったところ、地上からの距離が130キロから1500キロの空間で、一部の飛行物体が第一宇宙速度を大きく下回るスピードで飛行していることがわかった。あるものは地上1460キロの高度において、毎秒290メートル以下のスピードで、地面と平行に25分間にもわたって飛行していた。このことは、彼らが地球の引力に抵抗できる能力を持つことを説明している。そうでなければ、とっくに落下しているだろう」と述べる。

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