4日に行われた全国鉄道工作会議で、今年、中国の高速鉄道の営業距離は新たに4715キロメートル増え、1万3000キロメートルを突破する見通しであることが明らかになった。これにより、さらに多くの地域をカバーした、より効果の高い高速鉄道網が形成される。北京と上海を結ぶ高速鉄道は今年6月の開通する予定。人民網が5日伝えた。
鉄道部の劉志軍部長によると、今年の全国の鉄道計画は、基礎建設投資に7000億元、新規レール敷設7935キロメートル、複線敷設6211キロメートル、新路線建設7901キロメートル、複線建設6861キロメートル、電化建設8800キロメートルを予定している。
北京と上海を結ぶ高速鉄道は北京、天津、河北、山東、安徽、江蘇、上海の7省・直轄市を通過、環渤海と長江デルタの2大経済地域を結ぶ。新規建設された鉄道は1318キロメートル、北京南駅と上海虹橋駅との間に天津西駅、済南西駅、南京南駅など22の駅を設置、一度に完成した路線距離が世界で最も長く、基準が最も高い高速鉄道。