工業情報化部中国電子情報産業発展研究院が主催、中国モノのインターネット産業推進センターが協催する「2010-2011第1回中国モノのインターネット産業発展年次総会」が11と12の両日、北京で開催された。今年は「ブランドによる発展推進、モデルによる応用推進、力を合わせてスマート型都市をつくろう」がテーマ。同総会は、総括の形で中国のモノのインターネット関連企業間の交流と協力を強化し、国内のモノのインターネット技術の研究開発と応用を推進することで、モノのインターネットの実質的な内容と発展動向を把握し、スマート型都市の建設を支えることを趣旨としている。科技日報が18日伝えた。
中国工程院のウ賀銓副院長、中国科学院の姚建銓院士がそれぞれ「モノのインターネットの技術と挑戦」、「モノのインターネットとセンシング技術」と題した講演を行ったほか、国家情報センター専門家委員会の寧家駿主任ら国内のモノのインターネット分野の専門家数十人がそれぞれ会議の講演に出席し、テーマ別の議論を展開した。同分野の研究開発と応用面での優れた例として、エイブリィ・デニソン社アジア太平洋地区RFID業務発展部の余頌源総監ら企業界の代表も討論会や講演に参加した。
国内のモノのインターネット産業の発展を推進し、中国のモノのインターネットの成長動向、特に過去1年間の成果をまとめ、把握するため、今年は特別に専門委員会を組織し、モノのインターネットモデル事業の優秀なプロジェクトおよび技術製品に対する審査を実施、高い評価のあった企業と個人を表彰した。