中国科学院の白春礼院長は2日、中国科学院で開催された「国家実験室の建設および管理に関する国際シンポジウム」の席上、「中国は重大革新分野で国家実験室を建設する計画を練っている。これは中国の科学研究体制の重大なモデルチェンジになる」と述べた。人民日報が伝えた。
白院長によると、関連部門は国家の目標・戦略の需要を巡り、大型かつ多学科融合の、総合的・集約的な国家研究拠点を建設しようとしている。国家実験室を国内外の一流の人材が集まる中心地にし、国家の重要戦略の革新力にする。中国科学院物理研究所北京物性物理学国家実験室常務副主任の丁洪氏は、「総合性国家実験室は、新エネ、材料ゲノム、脳科学など、より多くの大型科学プロジェクト、学科を跨ぐ多くの科学研究プロジェクトを担うことができる」と説明した。